あまくない砂糖の話 〜子どもに与えるお菓子を考えてみる〜
10都道府県の緊急事態宣言の延長が決まりました。
ニュース画面の向こうで
様々な理由で苦しむ方々の表情を見たとき
喉の奥の方、胸のあたりが勝手に苦しくなることがあります。
暗いニュースが多い世の中で
自分まで暗い気分になりそうですが
自分は自分。
健康な自分の身体、元気な家族にただただ感謝。
昔の自分と違い、
小さなことに感謝を感じられる自分がいることが本当に嬉しい、そう思う日々が続いています。
【最近の娘(1歳11ヶ月)】
・(娘の)叔父、叔母、いとこ、総勢10名の顔を見て、名前を当てる
・「さいしょはぐー、ジャンケンポイ!、あいこでしょ!」完ぺき😂
・おもちゃで遊んでいるとき手が止まり、次の瞬間、「いいことかんがえた!」と言う
・夜中に起きると、「トト、見る」と言って泣き出し、別室で寝ているトトの部屋にコソッと行き、隅に立ち、そこで寝るまで抱っこする(T_T)
・餅が好き
・おもちゃのお片付けが毎日できるようになる
・「言語力は3歳児と同じくらいですよ〜」と、こども園の先生も驚くほど言葉をハッキリ話し、会話ができる
さて、今回は
前々回、前回の続きになります😄
前回までは、糖分(砂糖など)に気を付けていれば虫歯は大幅に防げること、フッ素や歯磨きを信用しすぎないことなど書かせていただきましたm(_ _)m
前々回のブログ
乳歯・1年間歯磨きしなくても虫歯にならなかった理由
前回のブログ
子どもの歯を守るために、歯磨きよりフッ素より大切な知識
今回はあまくない砂糖の話、ということで
虫歯以外に砂糖はどう身体に影響するのか?
という一部の情報をシェアさせていただきたいと思いますm(_ _)m
我が家は仏様(主人)と一致した意見で
できることなら娘が3歳までではなく
長い目で砂糖とは上手に付き合いながら生活をしたいと思っています!
なぜなら甘いものは虫歯だけの問題ではないからです( ・ิω・ิ)
少しばかり長いので、
途中でトイレに行ったり、お茶を飲んだり、
2日に分けて読んだりして(笑)
気長にお付き合いください😝
砂糖には様々な説がありますが
私が「たぶんそうなんだろうな」と思っている砂糖による身体への影響の一部、3つを挙げてみます🤓
①怒りっぽくなる
②落ち着きがなく、集中力がなくなる
③麻薬のような中毒性がある
①怒りっぽくなる
怒りっぽくなるのは主に栄養素が不足していることが原因だと言われています。
以下、2つの栄養素と砂糖の関係です。
【ビタミンB1】
・糖質の代謝を円滑に行うために欠かせないビタミン
・ご飯やパン、めん類などをエネルギーに変え、体はもちろん、脳の中枢神経が円滑に働くために役立っている
砂糖を大量にとると
代謝のためにビタミンB1が動員され
一時的に脳を安定化させます。
が、インシュリンによって
すぐに低血糖状態に変わってしまいますので、B1が不足して脳への栄養を送り届けることができなくなります。
これが、精神的な不安定やイライラなどを引き起こしてしまうのです。
B1が精神ビタミンと呼ばれる理由は、ここにあります。
【カルシウム】
骨を作るミネラルという面が目立ちますが
実はカルシウムのもう一つの重要な働きは
精神の安定を保つということです。
カルシウムイオンには
脳神経細胞の興奮性を抑制する作用があり、
脳神経細胞内に十分なカルシウムがあれば
少しぐらいのことでは精神的に動揺することはありません。
カルシウムが不足すると
ちょっとした刺激にも過敏になり
精神的な動揺が激しくなり
感情の起伏が大きくなります。
砂糖の摂取が減るだけで
低血糖による精神の不安定が解消されます。
砂糖の脱カルシウム現象や
ビタミンB1の消費を防いで
カルシウムやビタミンB1不足によるイライラも解消される期待が持てます。
②落ち着きがなくなる(集中力がなくなる)
砂糖を摂ると、
血液中の糖質(血糖値)が一気に増えます。
すい臓は、
砂糖を摂る度にインスリンというホルモンを分泌し、血糖値を一定に保っていますが、
大量に砂糖を摂るとインスリンを一気に放出しなければなりません。
つまり、砂糖で急激に上がった血糖値が、インスリンにより「ジェットコースター」のように急激に下がります。
これが、予想以上に身体に負担をかけるのです。
この血糖値の急激な上下は、自律神経の乱れやホルモンの分泌異常を引き起こします。
食後に眠たくなるのはこの血糖値のせいであり、これが頭がぼんやりしたり不安になったり、
イライラして集中力の低下を引き起こします。
そうなると、授業中に先生の話をじっと聞くことが出来ません。
③麻薬のような中毒性がある
【砂糖依存症に陥るメカニズム】
1、食事や甘いものを摂取すると、消化酵素で分解されたブドウ糖で体内の血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)が上昇
2、糖の中でも砂糖は分子が小さいために体内でブドウ糖に分解されやすく、特に空腹時に砂糖を摂取すると血糖値が急激に上昇
3、その結果、血糖値を下げる働きを持つインスリンが一度に大量に分泌されて血糖値が急低下し、「低血糖」状態を引き起こす
4、そして、体内が「低血糖」状態になると、脳がエネルギー不足で「空腹だ」と勘違いし、「甘いもの(糖分)を摂取して血糖値を上げろ」と信号を出してしまう
5、このため、砂糖を摂取した後、空腹でないにも関わらず繰り返し砂糖を欲するようになる
また、砂糖を摂取すると脳の中でドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンなどの脳内神経伝達物質が分泌されます。
これらはそれ自体、もちろん危険な物ではないのですが、人に幸福感や癒やしを与える麻薬のような性質を持っています。
身体が疲れたときや、ストレスを感じるたびに甘いものを食べて幸福感や癒しを得るようになると、この快感がクセになり、やがては中毒のように「砂糖を取ること=幸せになる」と無意識に脳が感じるようになってしまいます。
快感を得るために砂糖を摂る、
この状態に陥るのが砂糖依存症です。
「砂糖」は甘いお菓子だけではなく、清涼飲料水やパン、スープなどの加工食品、調味料にも含まれていますので、普段甘いお菓子を食べない人でも知らず知らずのうちに砂糖を大量に摂取し、砂糖依存症になる可能性があります。
麻薬なんて、大袈裟な・・・・
と思われるかもしれませんが
子どもにとってみれば砂糖は麻薬と同じかもしれません💀
自分の意思とは関係なく
一度摂ったら止められなくて
身体が欲しがり
手に入れる為なら手段を選ばない。
そうすると砂糖を与え続けなければならないし
止めようと思ったら自分も相手も相当な努力を要します。
まるでどこかのマフィアの一員のような話😎笑
良いものも、悪いものも吸収力が強い子どもは
砂糖の影響が大人に比べて身体・心に出やすいのだそうです。
砂糖菓子を麻薬と思うと、
子どもが「欲しい!」と泣き叫ぶのも頷けます。
砂糖を摂り続けるということは
イライラや落ち着きがない状態が続く、ということです。
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この辺でトイレに行くか、お茶を沸かしに台所へ行くか、今日はやめておくか、選んでくださいね(笑)
ここで、ひとつの映画を紹介させていただきます。
【あまくない砂糖の話 / THAT SUGAR FILM】
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【概要】(映画.comより)
低脂肪ヨーグルト、穀物バー、フルーツジュースといった一般的には健康的とされているが、実は大量の砂糖を含んでいる食品群を60日間食べ続けると、人間の心と体はどうなるのかを実験し、その様子を軽妙なタッチで描いたオーストラリア産ドキュメンタリー。
60日間のルールは、清涼飲料水、菓子類、チョコレートなどは食べずに、シリアルやヨーグルトなどに含まれている砂糖を1日にスプーン40杯分摂取すること。
この実験を通じ、砂糖が心身にもたらす影響や、身近な食品に含まれている砂糖の危険性などの問題が明らかになっていく。
被験者となるのはオーストラリアの俳優デイモン・ガモー。
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上記の内容に加え
お菓子を扱う有名企業の戦略など
普段の生活では見えない砂糖の世界が見える映画です。
内容の真偽がどうであれ、特に小さなお子様がいらっしゃるママパパさんには何か考えるきっかけになるのではないかと思いますm(_ _)m
あ、気付きました・・・?
ブログのタイトルが映画のタイトルだって・・・!!
ええ・・・・・パクりました\(^o^)/笑
実際にこちらの映画を観て
とても勉強になる映画だと思いましたが
この映画の内容を100%信じ込み、他の情報が頭に入らず、砂糖を悪だ!敵だ!!と決めつけるのは少し早いかもしれません。
先に挙げた3つのことも
そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
確かに、本当のこともあるだろうし
摂取量が多ければ本当にダルくなるし
もっと欲しくなるのは私も実感したことが何度もあります。
そして太りました😂(笑)
1番良いのは、砂糖を使って一度自分で試してみることかもしれません🤓
イライラや怒りっぽい、ダルさや疲れやすさを改善したいと思ったら、期限を決めて脱砂糖生活をしてみる。
それで改善されたら良し、改善されなかったら別のことが理由かもしれない。
逆にこの映画の主人公みたいに砂糖の摂取量を一時的に増やし、自分の身体はどう変化するのか観察してみたり。
私自身、このような映画を観たり本を読んだりする時期があって、実際に「なんちゃって脱砂糖生活」を1年ほど続けました。
が、疲れたのでやめました。
(なんちゃってなので、調味料や果物、お煎餅は気にせず食べ、飲み物に関しては徹底する、など独自ルール設定)
しばらくやっていたけれど
大好きだった
ケーキ食べられないし
クッキー食べれないし
チョコ食べられないし
スタバのフラペチーノ飲めないし
ロッテのシェイク飲めないし
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あれ?
砂糖依存症だ私!!!笑
今思えばこの脱砂糖生活は
身体に良いことだから、と思って
『我慢していないフリ』をしていました(-_-;)
『全然甘いものを食べたいと思わないよ〜♪』
そんな風に身体を騙して、1年ほど経ってふと気が付く。
「あ。」
「私はみんなと楽しくケーキを食べたいし、チョコやお菓子も食べたい。スタバの甘い飲み物も飲みたいんだ!」
そこに気付いてから
脱砂糖生活の1年より
今の方が幸せです。
脱砂糖生活をやめてから何が変わったかというと・・・・
甘いもの(砂糖)を食べるときに
感謝の気持ちを持つようになりました。
「ほーんと、たけのこの里を考えた人、天才!!うまい〜!すごい!ありがとう!!」
「マックシェイクの開発に携わった方々、あなたたちの知恵と努力、労力のおかげで私はこの美味しい飲み物を頂けます!!ありがとうございます!!」
「この菓子パンのおかげで、私はお腹を満たされました。飢えなくて済みました。感謝の気持ちでいっぱいです。」
砂糖の存在を【悪だ!】と捉える心に問題があったのかもしれません。
あれだけ気にしていた体重も
何もせずに47キロまで自然に落ち
甘いものをわざわざ欲しない不思議。
食べても食べなくてもどっちでもいいと思える心。
世の中に【良い・悪い】なんてない、
お菓子を食べながらそんな哲学的なことを考える(笑)
すべての食べ物に対する感謝の気持ちで
自分の身体と心が健康に・幸せに変化するんだ、と実感した出来事です。
今では頂きものや、お付き合いではなんでも遠慮なく美味しく頂きますし
マックのパイなんかもペロリ♡
もちろん、スタバの甘めドリンクも♡
ポテチなんて最高ですね〜♡
最高に幸せですね〜〜v(´∀`*v)
今まで散々砂糖について【悪だ!】のような書き方をしてきましたが(;・∀・)、
最後は砂糖に感謝で終わります😂
こんな自分が
娘にはできる限り甘いものの味を覚えさせるのは先延ばしにしたいと思うのも
結局は自分のエゴだなぁと最近は考えたり。
このブログを書きながら娘に甘いものとどう付き合わせていくかと色々と考えました。
分からない
見えない
未来の事を
今
考えて考えて考えて考えて。
think think think ..........
しんくしんくしんく・・・・
シンクシンクシンク・・・・
より外人風に
ティンクティンクティンク・・・
あーティンクつかれた。
ティンクやめよう。
娘にその時が来たら・・・・
優しく見守ろうか。
お菓子を食べるときは
「幸せだね〜(*^^*)」と声をかけて一緒に食べるのが1番だ♡
そうやって今の自分が感じている感謝や幸せを
娘が同じように感じてくれれば
それが何よりの私の幸せかもしれない😍
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お茶は飲み終えましたでしょうか?🍵
お茶菓子も出さずに申し訳ありませんでした😅
最後までお読みくださり
本当にありがとうございましたm(_ _)m♡