なんちゃってナチュラル子育て

子育ての合言葉は『なんちゃって』 ナチュラルオーガニック育児を理想とする新米ママが現実と奮闘している育児日記です(^^) 日々の出来事やそこから思ったこと。仏様(主人)との関係。また、育児に取り入れいているコトやモノ、教えていただいた情報のシェアをします! 同じ育児をしているママ達の(ほんの少しでも)お役に立てますように★☆

スイス在住の友人からSOS 〜コロナウイルスの影響〜

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【最近の娘(1歳2ヶ月)】
・「とと(主人)にヨシヨシして」と言うと隣にいる主人の頭を撫でる
・「ナイナイして」と言うと持っているものを元の場所に戻しにいく(天才?笑)
・散らかしたオモチャを渡しながら「ただいま、して」というと箱に戻す(天才?笑)
・夜中にぐずる時、下半身を左右にバタバタ高速でひねる
・おっぱいを飲むたび、左右飲み比べしたがる
・夜は5時間くらい通して寝ることが多くなった





さて、早速ですがコロナ関連の話です。



4月1日から国際郵便がほとんどの国で停止となりました。



それより1週間前にスイス在住で
息子二人がいる友人(日本人)・トモエさんからこんなSOSが。




「絵本とふりかけ送って欲しい!」




そのときスイスはすでに外出自粛がされていて
旦那さんも在宅ワークに変わり、
お店はスーパーと薬局以外は閉まっている状況。



日本食を取り扱うお店も閉まっているよう。




それと同じように深刻なのは、
息子2人と缶詰生活。


5歳と3歳の息子が、幼稚園に行けない。


しかも公共の公園は閉鎖されており、
唯一許される自宅敷地内の公園は、5人以上集まってはいけないので、短時間でサッと遊ばせる。



また、噂ではそれが夏まで続くかもしれないというのです。


大人も子どももストレスが溜まっているとのことでした。


私はSOSを受けてから1週間くらい、少しずつ準備をしていました。


姉からお古の本を貰ったり、本屋さんで買ったり。


そうしていたら、4月になりました。


4月1日の朝に、LINEにトモエさんからメッセージが。


「この前にお願いした件だけど、どう?今日で国際郵便が止まってしまうんだけど、できれば今日送ってもらえるかな・・・・・?」






!!!!!!!!





知らなかった!!






「送るよ!」

と慌てて一言返事をしました。


午前11時。


急いで本の重さを量ったり(重量によって送料が違う為)、
ダンボールを用意して、
出掛ける準備をし、いざ出発!



(ドアを開ける)ガチャ。



あ、雨だ・・・・・。




私は車を持っていないので
普段の移動方法は徒歩ですが、
雨天時は娘もいるので基本的に外出しません。



でも、まぁこれくらいの雨なら大丈夫。



娘を抱っこ紐の中に収め
傘をさして
意気揚々と歩き出し
途中、
ふりかけや海苔、インスタント味噌汁など、
軽量の日本食を買いにスーパーに寄りました。



どれくらい必要かな・・・・

多めに買っておこう・・・・

ふりかけ10袋、海苔40枚をはじめ、お茶漬け、インスタント味噌汁などを多めに購入。


食材をリュックにしまい、
いざ、郵便局へ出発!!





あ・・・・・


本降りになってる・・・・・。






傘をさして
9キロの娘を抱っこし
4キロの荷物を背負い
30cm四方のダンボールが2つ入った袋を手に持ち
歩き始めます。



雨で娘とダンボールが濡れないように
傘の位置を気にします。

  
 


ようやく郵便局へ到着。
すぐに隅の机の上でスーパーの袋から食料品を取り出し、ダンボールに入れ、本も入れ、荷造りを始めました。


重量制限ギリギリまで
どれを優先させて入れようか
1グラム単位で荷物を選びました。
 

確認の為に何度も重量を量っていると、
局員さんに声をかけられました。


「どちらのお国へ送りますか?」

スイスです、と答えると

「そうですか・・・・。こんな時期なので、届くという保証はありませんが、よろしいでしょうか」

言いにくそうな返事でした。





「届きますように」

そう願いながらダンボール箱に直接住所を書いていきます。




午後2時。

なんとか無事に荷物を郵便局に預けることができました。


一安心です。







帰宅して、一息ついたときにある想いが浮かんできました。






《日常で快適に過ごせる時間があるとすれば、
自分が知らない誰かの陰の努力があるからなのかもしれない》






当たり前のように過ごしているこの日常は
どなたかの知恵、働き、努力や涙、いろんな想いが詰まって出来上がっている、
そんな気がしました。


家、家電、布団、お風呂、食事など生活の全て。


何ひとつ私は創り出すことはできません。


創り出した方々の"想い"に
私はただ、日常を助けてもらっているのだと思いました。





今回、トモエさんを助けたい・役に立ちたいという想いから行動しましたが、


(行動した私が偉い、という話ではなく)


助ける側に立ったときに
ようやく日々への感謝が生まれるものだと感じました。







私の住む愛知県も緊急事態宣言が出されました。


フィットネスを経営している主人からは
多くのお客様が休会し、
来店者が激減していく毎日だと聞かされます。


もちろん売上は減り、生活に直撃します。


私としても様々な気持ちが葛藤している毎日です。


しかし、こんな時だからこそ
当たり前にあった日常への感謝を思い出し、
丁寧に過ごす時間にしたい


そんな風に思っています。





最後に、
今回スイスに送った荷物ですが
通常1週間ほどで到着するはずの荷物が10日経ってもまだ届いていないようです・・・・。


どうか届きますように・・・・・。




ありがとうございました。